2026.03.25 (最終更新日:2026.03.25)
実ビジネスにつながるディールを創出 北部九州最大級のイノベーションカンファレンス「WORK AND ROLE 2026」
Go All Out編集部
2026年3月26日(木) 北九州市小倉北区の北九州国際会議場において、北部九州最大級のイノベーションカンファレンス「WORK AND ROLE 2026」が開催されます。

テーマは「原点回帰―産業革新の最前線」です。ものづくりの街として歩んできた北九州が、再び泥臭い情熱を取り戻そうとしています。そして、スタートアップの知見と地元産業を、言葉だけではなく実際の「ディール」を通じて結びつけることを目指しています。
目玉となるスペシャルセッションには、武内和久・北九州市長をはじめ、PIVOTの佐々木紀彦氏、前安芸高田市長の石丸伸二氏らが登壇。多彩な顔ぶれが小倉に集結します。
「産業革新」を紐解くセッションで幕開け

当日は午前10時から、メインステージとサブステージに分かれ、多角的な視点で「産業革新」を紐解くセッションが幕を開けます。
メインステージのトップを飾るのは、9Capitalによるセッション「産業と文化の融合で日本をぶち上げる」。日本語レゲエを牽引してきたDOZAN11 aka 三木道三さん、MTG Venturesの伊藤仁成さん、北九州市を拠点とするベンチャーキャピタル・9Capitalの竹山将志さんが登壇し、異なるバックグラウンドを融合させた新産業創出の道筋を語り合います。
テクノロジーの社会実装と現場のリアル
12時10分からは、JETRO(日本貿易振興機構)によるグローバル展開セッション「なぜいま北九州から世界を目指すのか」が行われます。2026年度から「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」に選定された北九州から、いかに世界を目指すべきかを提示します。

13時台には、株式会社Muso Actionの村山龍太郎さんや自然電力株式会社の牛窪修さん、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の村上泰一郎さん、株式会社Bufffの成瀬兼人さんら4人の経営者が登壇するセッション「テクノロジーの先にある”ヒト”の可能性 〜フィジカルAI、クリーンエナジー、次時代のエンタメが交差する未来へのロードマップ〜」がメインステージを彩ります。
同時刻のサブステージでは、経営者が直面する課題解決に焦点を当てたセッションが行われます。北九州市とYMFG(山口フィナンシャルグループ)の連携協定から誕生した自治体連携型サーチファンドを通じた「同舟共命で地域の未来を共創〜官民連携でつなぐ 事業承継の最前線〜」や、ベクトルグループによる「市場の新たなスタンダードを作る、アルゴリズム型情報流通時代の戦略PR最前線」、さらに福岡を拠点にスタートアップ支援を行うF Venturesの両角氏、現役CHROである株式会社ニーリーの高橋俊樹氏、株式会社ビットキーの佐藤邦彦氏らによる「VCと現役CHROが語る、伸びるスタートアップの「HRの共通点」〜明日からの”初動”が変わる、アーリー期の組織戦略〜」など、興味深いセッションが目白押しです。

17時からのセッション「地方から世界へ、サステナブルシティへの航路」には武内和久・北九州市長が登壇。北九州市出身のPIVOT株式会社 代表取締役社長兼CEO・佐々木紀彦さん、鎌倉投信株式会社 代表取締役社長・鎌田恭幸さん、株式会社SHONAI 代表取締役・山中大介さんらとともに、官営八幡製鉄所以来の産業革命の地・北九州が、世界をリードする都市へどう向かうかを語り、この街を世界へつなぐビジョンを示します。MCは、北九州市出身のPIVOT株式会社・野嶋紗己子さんが務めます。

続く18時15分からは、前安芸高田市長の石丸伸二さん、福岡地域戦略推進協議会事務局長の石丸修平さん、そしてモデレーターに北九州市官民連携ディレクター・山本遼太郎さんを迎えた鼎談「革新の旗手たちが語る『地方からの逆襲』」が始まります。
行政の枠を超え、AIや最先端技術をいかに「稼げるビジネス」として社会に実装していくかがこのセッションのテーマです。SNSや動画で流れてくる断片的な情報だけでは得られない本音が、会場の参加者だけが共有できる独特の緊張感の中でこそ伝わるはずです。
確実に「会う」ことが可能となるマッチングシステムを採用

大規模なイベントにつきものの「結局、誰にも会えずに終わった」という徒労感を、「WORK AND ROLE 2026」はシステムで解決しようとしています。
今回導入されたマッチングシステム「EventHub」は、チケットを手にした瞬間から、オンライン上で他の参加者や出展者のプロフィールを確認し、直接「面談」を申し込むことができます。
相手の承認が得られれば、当日のスケジュールは事前に確定します。行き当たりばったりの交流ではなく、あらかじめ「商談」を軸に1日の予定が組まれるのです。会場内に設けられた専用の商談ブースは、展示を見学するための場所ではなく、具体的な契約や提携を前進させるための「実務の現場」として機能します。
北九州の「角打ち」文化がビジネスをつなぐ
会場の中央、ひときわ目を引く場所に設置されるのは「インフォメーションカウンター」です。活発なビジネスコミュニケーションが生まれることを目的に、北九州の労働文化を支えてきた「角打ち」を模したカウンターが設置されます。コンシェルジュとして参画するのは、スタートアップと事業会社の連携に精通したマッチングのプロである「STORIUM(株式会社グランストーリー)」と「株式会社アースキー」。スムーズなコミュニケーションをサポートします。
「実はこんな課題があって」「それなら、あのブースの人と話すべきだ」
そんな会話が、「角打ち」特有のフラットな空気の中で生まれます。日が沈み、少しお酒も入り始めるころには、さらに深い本音の会話が交わされるでしょう。専門家の的確な仲介と、北九州らしい開放感。この二つが合わさることで、形式的な挨拶ではない、本音のパートナーシップが結ばれていくことが期待されます。
ブース出展50団体の熱量と9Capitalが用意した「果実とは?」
展示エリアには、ディープテックやソーシャルAIなど、産業革新の最前線を走る 50社以上のスタートアップが集結します。彼らが持ち込むのは、単なるアイデアではなく、すぐにでも現場に投入できるソリューションです。

さらに見逃せないのが、9Capitalによるピッチイベント「Take Off Pitch」です。審査員として、株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO・麻生要一さん、株式会社taand 代表取締役社長・天野孝則さん、CIC Japan会長・梅澤 高明さん、そして9Capital 代表パートナーの竹山 将志さんが参加します。今回のテーマは「人間の拡張×エネルギー×エンターテインメント」。ここで競われるのは、一過性の賞金ではなく、自らの事業を次のフェーズへ押し上げるための「優先投資検討権」です。投資先を鋭く見極める投資家にとっても、自社の変革をディープテックに託したい事業会社の経営層にとっても、これほど実働的な「収穫」が期待できる機会は他にありません。
この場をどう活かすかは、あなた次第
この場が「ただのイベント」になるか、自社の未来を変える「商談の場」になるかは、来場者の目的意識にかかっています。
50社を超えるスタートアップの知見が集まり、官民の枠を超えた本音の対話もできる場が、この「WORK AND ROLE 2026」です。これだけの材料が揃った場所を、どう活用するか。経営層や投資家にとって、その真価が問われる一日になるはずです。
【開催概要】
- イベント名:WORK AND ROLE 2026
- 開催日時:2026年3月26日(木) 09:30 〜 20:30
- 場所:北九州国際会議場(北九州市小倉北区浅野3-9-30)
- 主催:WORK AND ROLE実行委員会
WORK AND ROLE 2026公式サイト:https://workandrole.jp/
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